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Trash-b

ヒトはどこまでゆくのか

ここ数日、モノを作ることをすこしだけ考えて来たが、今日も少し考える。
テレビで「ICチップカード」の話をしていた。
PASMOカードの開始に伴う特集である。

磁気カードにくらべ、ICチップカードの方が
情報量もセキュリティも高い、という話。
セキュリティと言えば、我が家でもインターネットを無線化し、
多種多様な「暗号化」というヤツに頭を悩まされた。
で、この日記も見えない電波で無線親機に飛ばされ、ネットにねじ込んでいる。
さて、それは安全か?
僕は「安全だ」と思っているのは一般人だけで、
コンピューター関係のお仕事の人はあまりそう思ってないと想像する。
人間の作るものだもの。時間をかければどうにかなるんでしょう?
あるいはどうにかなるような技術はいつか生まれてしまうのでしょう?

貨幣の偽造はたいへんだろう。
絶対にバレないようにするには多大な努力を要し、一朝一夕には行なえない犯罪である。正直、パソコンのプリンターで作るのも面倒である。年賀状の印刷すら面倒なのに。

つまり、それでも面倒なことをする人はいるのだ。
誰にも破られないようなセキュリティを作るのが人間なら、
それを時間をかけ、最適化して早く出来るようにするのも人間。
すべてヒトの作るものはヒマと努力(とお金)の結晶である。
漫画、文学、音楽、絵画、建築、映像、etcetc…。
おわりなき戦いだね〜。

「Mother3」の悪役が使う「絶対安全カプセル」ってものがあるんだけど、『中に入ったら出られないけど、どんな攻撃も効かない』カプセル。もしかしてヒトはこういう矛盾したものを作りたいのかもね。
by trash-b | 2007-03-19 23:50